大分県からきました江良宣仁と申します。年齢は34歳です。

この業界に入ったのは31でこの業界に初めて入りました。今入社3年目になります。

Q.入社の決め手とは?

元々、音楽をずっとやってまして音楽を作っていく中で映像と音楽って結構密接してると思ってまずそこに映像に興味を持ちました。最初はミュージックビデオとか作るときにあの外注をして制作会社にお願いしていたんですけどちょっとクオリティの面で自分的に納得いかなくて、自分で始めた方がいいんじゃないかというとこからです。

 

Q.他の会社と比べて弊社(印象)はどうですか?

僕の判断基準やっぱり映像制作のことはそんなにも業界にいたわけじゃないので詳しくなくて最初も本当にあの面接はしてどこの企業が雰囲気が良さそうかってところだけを軸にした考えていたのでその時にはあの木村社長とお話しさせていただきにここの会社あったかそうだなと思って入社したのがきっかけです。

 

Q.入社前と入社後に感じた業界のギャップはありますか?

だいぶありましたね。まず AD 業務がそもそも何をやるっていうのが分からなくて、元々パソコンもそんなに得意ではなかったのでまず入ってそのパソコンを覚えたというところから始まりました。

その業界の知識がなかったので本当に行き当たりばったりの人生なので、業界のイメージが全くなくて入りました。入ってからは、AD業務をやってるんですけどディレクターのアシスタントっていうアシスタントディレクターがADなんですけどディレクターののアシストをするっていうのが何かっていうのがまだわからなくて、でもやっていくうちにこういうことをしたらディレクターがやりやすくなるんだろうとか、ていうのはまぁ入社1年目の時に感じました。

Q.現在の業務内容を教えてもらってもいいですか?

テレビ番組の制作としてADとして入らせて頂いて、やることとしてはまず最初打ち合わせどういう番組を作るかっていうところからADも実際にに入って会議の中でまずリサーチですね。例えばディレクターがこういう人をイメージしてるとかこういう番組づくりをしたいとなったら、その人に合ういくつかのタレントを片っ端からリサーチして会議にかけて、その中でこの人この人いいねってなって絞り込んでまずキャストが決まります。その次は撮影となったら今度ロケーションだったりスタジオを押さえるたりそれもリサーチをして実際に撮影となったらカンペ作りとか台本の修正、ディレクターが作ったものを誤字脱字がないかとか修正して実際にロケをする。これが終わったら編集が始まるのでこの素材の整理もADの業務なので、まず素材をパソコンに取り込んでハードディスクに移す、そしてそのハードディスクをディレクターに渡す。

そしてディレクターが編集したものを、編集室に入ってエディターさんが作ってくれているものを一緒に指示を出しながら、完成・納品までの流れとなります。

 

Q.その中で苦労したことはありますか?

まず番組が始まるにあたり、OA日はもう決まっています、撮影日はここまでにしないといけないってのがあるんですけどタレントが全く決まらなくて結局そのオンエア日は決まってるんですけど、その撮影日をどんどん後ろにずらしていくので編集期間が短くなる。その編集がもう撮影が終わって中2日とかでやらないといけないとかその編集期間ですね。もう2日泊まったりというのが辛いと言うか大変だと思います。

 

Q.今だから話せる失敗談はありますか?

フジテレビの番組をやっていた時に、例えば木曜日OAの番組だとしたら月曜日納品になるんですけど、実際に月曜日に納品するんですが一箇所許諾が取れてなくて、確認してくださいと先方には伝えていたんですけど、わかりました確認しますと先方が言ったまま、こちらもその確認をせずにOA日の6時間前に先方から許諾が取れませんでしたと連絡があり、一度納品していたテープを出して、急遽箱を抑えて2時間前に再度納品したことがあります。

Q.今までやってきた仕事のやりがい・大変だったことは?

やりがいとしては、ADの立場なんですけど、編集をやってみろっていう形でやらさせていただいているので、その自分が考えて編集上でディレクションができるっていうところをあまり修正なく納品に向かった時は、これは自分の作品として出せたのかなっていうところが一番やりがいがあると思います。

大変ことはやっぱりディレクターがどういういろんなディレクターがいてそのディレクターにあった動きをしないといけないっていうところで、コミュニケーションもそうですし、相手が何を求めているか察知して、それをアシストするのが難しいなと思います。

 

Q.自分の成長を感じたところはありますか?

普通に入った時と比べれば会議の中で色々発言ができるようになって、その発言も受け入れられるようになったところですね。1年目とかは大所帯の中では議事録係だけって言うんだったんですけど、その発言が認められるって言ったところはその成長に繋がってるのかなと思います。

Q.一番印象に残っているエピソードはありますか?

作品とは別なんですが、最初からがっつりついた番組がありまして、それは自分一人と総合演出が二人いたんですけど、結局その何を決めるにもその3人で決めるみたいな感じでも最初からずっと続いてたので、そこで実際に番組から降りることになっちゃって、その時にも本当にありがとうじゃないですけどすごい助かったっていうのを聞いた時にやりがいではないんですけど、嬉しかったです人から求められるのは。

 

Q.今まで失敗した番組とその番組で成功した違いはなんですか?

発言が通る、発言して言ったっていう。どんどん自分から出て行ったところでそれは間違ったことも言ったりしてるんですけど、それがどんどん自分から言うことに対して向こうの抵抗がなくなった。こいつはただ単にお手伝い係のADじゃないんだっていうところでそこでその認められたんじゃないのかなとは思うんですけど、なのでどんどん総合演出の人たちに自分の意見が通りやすくなったって自分の考えの通りに編集でもなんでも進んで行けたっていうところがありました。

Q.この仕事をする上で大切な経験はありますか?

一言で言うと、辞めない、仕事を続ける。どんな仕事でも一緒だと思うんですけど、続けてたら嫌なこともあるけど、その少しのいいことで結構報われると言うか続けられるんだよっていうところですかね。最初は入って3ヶ月目とか本当にもやめたいなと思っていました。編集所に結果入り浸りになってしまって、手を動かすのはエディターの人たちなんですけど、実際これって自分がここにいる必要があるのかというところでその上その拘束されるのがやっぱりないなと思いました。

今はその話で言いますと、例えばずっといる必要がある編集だったら初めに指示書だけもうこれとこれとこれをしてくださいっていうことだけしっかり作ってれば後はもうそれを最初にお渡しして最初に説明して、何かあったら連絡くださいっていう風なやり方をしてるんで、そこでまた全然違う別の仕事もできてるので、ずっといるから辛いっていう方向ではなくなりましたね。

 

Q.今後のキャリアビジョン・目標を教えてください。

今のままで自分はディレクターになれないとは思っているので、自分に足りないものは現場かなと思ってまして、いろんな現場にどんどん入って実際にディレクションをさせてもらえるって言うところからディレクター業務としてやってみようかな思っています。グロウズにある現場に行く、部署関係なくとりあえず現場に行く。

自分が思う現場は VP とかでテレビとかってどちらかと言うとその撮影している時に絵を作りこまないと言うかどちらかと言ったらそのできた撮影できた素材を見てそこで料理するって自分が思ってるんですけど VP は最初にその絵が決まっててそれをどう撮影して行くのかっていうところで、その現場でのディレクターの演出の仕方とかを学んでいきたな、見てみたいなと思います。単純にそこまで経験がないので。

自分で企画した、何でもいいんですけど番組であったりミュージックビデオであったりその自分で企画したものをとりあえず納品と言うか完成形にしたいのが目標ですね。

Q.会社の人たちの印象はどうですか?

今までいろんな会社を渡り歩いてきたんですけど、その中でも仲が良いというか、悪い人がいないなって会社が珍しいなと思いますね。基本的に上司の誰に質問してもしっかりと答えてくれるところがいいと思っています。

 

Q.チームで仕事をやっていると思いますがその時に話す際に気をつけていることなどありますか?

この人に対してはこういう会話をするとか結構分けてますね人によって、それは自分なりのコミュニケーションだと思ってて、この人にはこういう内容を話すとかとか結構気をつけてるところです。

今の立場で言うと結構相談することが多いので、そこで相談しやすいってところですね。

 

Q.新しい人へのアドバイスは?

入り口の段階では目標があって入る人もいるし、何もないけどとりあえずって人もいると思うんですけど、その中でやっぱり続けるってことが結構大事だと思って、続けてみないとこの仕事の良さとかわからないので、とにかくきつくても続けてみなっていうのはあのそれはアドバイスと言うか自分の経験から言えることですね。

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